日が落ちるのが早く、寒い時期になりました。この時期、仕事がうまくいかなかったりすると憂鬱さの後を引いたまま家に帰るという方も多いのでは。
思わず転職の言葉が頭によぎって、転職サイトを眺めつつも年末年始は忙しいよなと転職時期に頭を抱えている方のために、本日は年間でオススメな転職時期をご紹介いたします。
オススメ転職時期は1年間で2回訪れる
何をもってオススメと言っているのかは、ズバリ求人数の多さです。求人が多い月は1年で2回あります。
オススメその①9~10月
年度始めの1月入社を狙って動き出す求職者が多いと予測し、求人を出す企業が多いです。外資系企業が新卒を秋採用する傾向がありますので、中途採用もまとめて求人を出しているケースもあるようです。
また、春に新卒採用を行い、一通りの教育が終わり落ち着いたタイミングでもあるので、新たに必要な人員として中途採用を考えだす企業も少なくありません。
オススメその②2~3月
12月にボーナス支給の企業は多いかと思います。転職者の動向を考えると、ボーナスをもらってから辞める人が多いため、企業人事は人員補充で求人を出し始めます。
時期としても冬季休暇が終わり、年始の忙し少し落ち着いた頃ですので、求人が出しやすい時期となっています。
4月入社狙いの転職者が多く市場に出回るであろうと予測し、求人をだす企業が多いです。また、新卒採用の研修を4月に行うため、その時期に合わせて中途採用を行うとオリエンテーリングなど同時開催ができるため教育コストもかかりにくいという理由が挙げられます。
とはいえ他の月も
新卒採用と違い、中途採用はつどつど人材不足を起こした企業が求人を出しているものです。そのため、いつでも求人はありますし、自分にあった求人が見つかれば、どの月だったとしても、その人にとって転職しやすい時期となることは間違い無いと思います。
求人が多い月に転職活動をすれば自分の希望にマッチする求人に巡り会える確率も高くなりますし、自分の可能性を広げることもできると思います。しかし、自分が応募したいと思う求人はその多い月にあるかと言われると、そうでは無いかもしれません。少しでも転職したいかもと思った時から、アンテナを張っておくことをおすすめします。
おすすめ月に転職するメリットとデメリット
メリット
選考に関してのメリット
決算で本年度の目標である採用予定人数に達していない人員を確保するため、『早く採用しなくていは』という時間的なリミットがあるので、普段よりも選考基準が甘くなるケースが多いです。そのためスキルさえあっていれば・・・や、人柄さえよければ・・・という選考基準になっている事も。
キャリアプランに関してのメリット
求人が多いという事で、目に飛び込んでくる業界・職種の数も多いです。そのため、転職活動中に『こんな求人も応募できるんだ!』という新しい発見から、今まで考えてもいなかったようなキャリアプランを考えるきっかけを得る事もできるかもしれません。
デメリット
選考に関してのデメリット
メリットに挙げたものは真逆の意見になりますが、求職者が多い時期でもありますので、ライバルがその分多いという事です。他者比較とよく言いますが、スキル・面接の所感とも申し分ないのに、他の転職者と比較して不採用となるケースがあります。
キャリアプランに関してのメリット
メリットに挙げたように、採用を急いでしまって、選考基準が甘い中採用された場合、入社後のミスマッチが懸念です。万が一ミスマッチが起きてしまった場合、働きながら軌道修正するのか、早期に転職をするのかなどキャリアプランの見直しが必要になります。
今転職したくなってしまった方へ。
今転職したくなってしまったのであれば、即動き出すというよりは年明けまで自己分析の時間に当てたり、キャリアプランを考える時間に当てるのが良さそうです!
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