飲料メーカーの雄・キリンに転職したい!気になる年収・評判は?

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国内最大手クラスの飲料メーカー『キリン』は、ビールをはじめとしたアルコール飲料や清涼飲料などを展開しており、日本で生まれ育った方ならばその製品に触れないことはまずありえないと言ってもよいでしょう。

他の飲料メーカーと同様にCMも積極的に放映、またサッカー日本代表のオフィシャルパートナーを務めるなどカスタマーへの認知度も高いため、新卒採用、中途採用市場ともにキリンは高い人気を誇っています。日本のメーカーらしく給与水準の高さに加え福利厚生も充実しているので、その人気の高さも納得です。

そんな日本有数の飲料メーカー『キリン』への転職を考えている方のために、キリンについての情報と転職に当たって知っておくべき口コミ・評判や転職を成功させるためのポイントに関してご紹介します。転職を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

キリンの企業情報

キリンホールディングス株式会社 企業情報

  • 設立  :1907年2月23日
  • 所在地 :〒164-0001 東京都中野区中野4-10-2    中野セントラルパークサウス
  • 資本金 :102,045,793,357円
  • 事業内容:グループの経営戦略策定及び経営管理
  • 従業員数:30,464人(キリンホールディングス連結従業員数) ※2018年12月31日

キリンホールディングス株式会社の企業情報としては上記の通りになりますが、キリンホールディングスの傘下として飲料事業を取り扱っているキリン株式会社や医薬・バイオケミカル事業の協和発酵キリンなどがあります。キリングループ全体の概要図としては下記の通りになります。

上図でいうと、赤い枠線で囲われている部分が飲料事業を主に手がけるキリン株式会社となります。ただし、飲料事業の中絵も「小岩井ヨーグルト」で有名な小岩井乳業は組織としては別になります。

キリンの事業内容・サービス

ここでは、主に飲料事業に取り組んでいるキリン株式会社に絞って事業内容・サービスを紹介します。

“あたらしい飲料文化をお客様と共に創り、人と社会に、もっと元気と潤いをひろげていく。”という理念のもと、キリンビール社、メルシャン社、キリンビバレッジ社、キリン社が酒類事業、飲料事業の垣根を越えて一体となって、日本綜合飲料事業を展開しています。

お客様や社会の声にしっかりと耳を傾け、さまざまなライフスタイルや価値観にあう商品・サービスを提供することを通じて、あたらしい価値を共に創っていきます。また、安全・安心を追求し、おいしさにこだわることで、お客様から信頼されるものづくりを目指します。

– キリン株式会社 事業内容

キリン株式会社の事業は知っての通り総合飲料事業、その中でも大別すると「清涼飲料事業」と「酒類事業」に分かれます。

清涼飲料の主力商品
  • 午後の紅茶
  • ファイア
  • 生茶
  • メッツコーラ
アルコール飲料の主力商品
  • キリン一番搾り
  • 淡麗グリーンラベル
  • 氷結

それぞれの主力飲料、ほとんどの方が名前を聞いたことのあるところでしょう。一方で、サントリーなど他企業も同様の商品を展開しており、他ブランドの商品との競争が激しいのが現状と言えます。

キリンの年収・給与条件

キリンホールティングス全体の数字とはなりますが、平均年収は下記の通り。

キリンホールディングスの平均年収

平均年収:1,082万 (会社四季報より)

一般的な企業に比べても平均年収は高く、日本企業らしくある程度年功序列的に給与が上がっていく仕組みなので、長く企業に勤めていきたいという方にとってはメリットが大きいと言えます。食品業界の中でも特に年収は高いと言われており、管理職になると1,000万円は超えてくる水準になります。

キリンの福利厚生

キリンホールディングスは福利厚生に手厚く、各種の基本的な福利厚生に加えて住宅手当も支給されます(もしくは、キリン指定の社宅を利用)。

キリンの福利厚生制度一覧
  • 社会保険完備
  • 通勤手当、家族手当などの各種手当
  • 寮・社宅制度
  • 育児休暇や介護休暇などの各種休暇
  • ワークライフバランスサポート休業
  • ステップアップホリデー
  • 各種財形貯蓄制度(住宅財形、財形年金、持株制度、財形住宅融資)
  • 保養所あり
(名前)
(定型文)
年種が高い企業は往々として福利厚生が最低限のこともあるのですが、キリンに関してはどちらもが満たされていると言って良いでしょう。

キリンの口コミ・評判

キリンの口コミ・評判についていくつかチェックしてみましょう。

40代(元)正社員
他業界と比較しても、異常に年収が高い。外資はともかく、日系だと金融・商社・製薬くらいしか上回れるところはないのではないか。外資に転職したが、退職金相当分を含めると、実質的な年収は下がったほどである。在職時は、この給料に見合った働きをしているのか、と常に疑問を感じていた。古き日本企業ゆえ、よほどのことがない限り降格人事はないので、40代後半で将来がある程度見えてきたクラスでは、このまま逃げ切ることを考えている人も多い。
20代正社員
福利厚生はとてもよいと思います。住宅手当などすぐれています。結婚すると、社宅に入居できるようになります。残業代金などもしっかりでます、部署によって違うかもしれませんが、比較的残業は少ないと思いました。
20代(元)正社員
【先輩からの指導は多いか少ないか】若い年齢であれば、社内コミュニケーションを中心に指導がある。中高年以降は先輩からの指導はあまりないが、職制を通じた指導は多い。

基本亭に給与や福利厚生に対する満足度は非常に高いことがわかります。残業も比較的少なく、ワークライフバランスを重視する方にとっても働きやすい会社と見ることができます。

一方で、やや日本企業的な節もあり、良い意味では年功序列的に役職が上がるため給与期待も高いですが、若いうちにスキルを身につけよう…という方であれば、もしかしたら少し物足りなさを感じるかもしれません。

キリンの募集職種・求人

キリンでのキャリア採用(中途採用)での募集職種は決して多くありません。2019年4月時点での公式募集情報を見る限り、「デジタルマーケティング部」の募集のみとなっています。

 キリンホールディングス(株) デジタルマーケティング部では、キリングループの国内を中心とした
デジタルマーケティングの推進や、自社ECサイト「キリンオンラインショップ DRINX」の
運営を通じて、お客様への新たな価値提供に挑戦しています。
進化の速いデジタルマーケティング領域でキリングループの牽引役をともに担う、
熱意溢れる方を募集いたします。

なかなか表に出ている求人はレア・多くないので、転職エージェントが預かっている非公開求人でキリンの案件があることを期待する方が良いでしょう。

一方で、研究開発職ではありますが「協和発酵キリン」では第二新卒を始めとして中途採用の募集が比較的多いため、生物・化学や製薬系の研究を大学でしていた方はチェックしておくのがオススメです。

キリンへの転職を成功させるためのポイント

キリンに限らず日本のメーカーは新卒で採用した人材をしっかりと育て上げようという意欲も強く、人材の流入・流出を極端に好む会社ではありません。ですので、転職を考える際には今キリンがどういった人材を募集しているのか、しっかりとチェックし、転職エージェントの持つ非公開求人情報もキャッチできるようにしましょう。

まずはキリンの情報をしっかりとインプットした上で、転職エージェントにキリンへの転職に向けた選考対策を相談してみると良いでしょう。転職エージェントに関しては、下記のようなエージェントがオススメです。

リクルートエージェント

リクルートエージェントの特徴は、求人総数の多さがまず挙げられます。ネームバリューが強いので、転職検討者にとって安心感があるのはもちろんのこと、人材を探している企業側もリクナビに求人を預けたい…という考えになります。

リクルートグループはもともと求人領域から始まった会社なので、リクルートエージェントやリクルートキャリアのような人材領域には特に力を入れています。転職エージェントの転職検討者へのサポートも充実しているので、キリンのように転職難易度の高い企業を受験する際には、頼りたいエージェントということができます。

doda

『doda』はパーソルキャリアという会社の運営する転職エージェントです。

職務経歴書や面接対策などの実践的な選考に関するアドバイス・サポートも充実しているので、転職エージェント検討の際には真っ先に候補に上がってくると言ってよいでしょう。リクルートエージェントと同様に総合型・大手の転職エージェントですが、その分転職検討者にとっては安心感のあるエージェントということができるでしょう。

CM展開が他社に比べても積極的なため、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

パソナキャリア

人材派遣事業を手がけるパソナキャリアは、リクルートエージェント・dodaに比べると求人数は劣りますが、その分転職検討者、特に「キャリアアップを志向している」方へのサポートを徹底しています。

アピールポイントにも記載されいますが「年収UP率は67.1%」となっており、より良い条件での転職を実現するだけのマッチングサポートと、企業側への給与交渉への強さが見て取れます。

マイナビエージェント

マイナビエージェントは、ここまで紹介してきた転職エージェントに比べるとはっきり言って求人数では見劣りします。

ただし一点特徴があり、新卒採用メディアとしての「マイナビ」での企業との結びつきを生かし、第二新卒・既卒への求人紹介で強みを発揮することができます。ですので、左記に当てはまる方、もしくは20代でスキルにはまだちょっと自信はないが、早い段階でのキリンへの転職を検討している…という方は、ぜひ活用してみてください。

“あざらしクン”
キリンは新卒採用に力を入れているので、第二新卒世代の求人が、それほど多くない可能性があります。マイナビ転職を利用する際は、そのことを念頭においてチェックしてみましょう!

まとめ

転職活動は、ひとりでは難しい部分、そして精神的にも苦しい部分があります。それは、難関企業への転職を検討する場合により一層顕著となります。ですので、転職サイトを一通り見た後は転職に関するプロである「転職エージェント」をうまく活用しながら進めるのが良いでしょう。

キリンは、転職後は高い給与と福利厚生が期待でき、社会的な信頼も高い企業と言えます。ぜひ、いい形で選考に臨めるよう、がんばってくださいね。

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