AI(人工知能)を学びたくて、AIを学べるスクールを探している人も多いと思います。しかし、数多くあるスクールの中から自分にあったスクールを見つけるのは大変なもの。
私はAIを教えている9つのスクールの説明会、体験会、電話ヒアリングを行い、最終的に自身で通うスクールを選びました。その中でどんな選定基準で、何が決め手だったのかなどをご紹介していきたいと思います。
本記事では、「AIジョブカレ」についてお伝えしていきます。
目次
スクールを選ぶ際の選定基準
私がスクールを選ぶ際に見ていた基準についてはこちら。
- AIの基礎内容を網羅している
- 理論や数学的な要素も学べる
- Pythonを使用して手を動かせる
- 対面形式
- 講師陣は実務経験者
- 説明会もしくは電話ヒアリング可能なところ
- 隔週参加(できれば毎日が嬉しい)
私の個人的な意向としては、AIエンジニアもしくはデータサイエンティストとして就職・転職ができるくらいの知識・スキルの定着を目標にしていたので、上記のような条件になりました。一から勉強するにはかなり難しい分野だとは思いますが、同じだけ時間や費用を掛けるのであればしっかりと身につけたいと考えて、このような条件にしています。
結論
先に結論をお伝えすると、私は「AIジョブカレ」での受講をすることにしました。
受講理由としては、
- AIの基礎内容を網羅している
- 理論や数学的な要素も学べる
- Pythonを使用して手を動かせる
- 対面形式
- 講師陣は実務経験者
- 電話ヒアリングで疑問点を質問できたこと
- 隔週参加(講座は2週間に1回2時間、講義は動画視聴可能)
こういった部分で、受講を決めました。少し惜しかった点について言うと、説明会が無い、2週間に1回の開講などは個人的には欲しかったところです。
「AIジョブカレ」の基本情報
運営会社
- 企業名
エッジコンサルティング株式会社 - 所在地
<本社オフィス> 〒105-0021 東京都港区東新橋2-12-1 PMO東新橋2F - 事業概要
人工知能実装の支援、ビッグデータ解析コンサルティング
ITプロフェッショナル人材サービス
エンジニア向けAIスクール、法人研修事業『AIジョブカレ』の運営
AI人材に特化した中途採用支援
AIを用いた営業支援システム『GeAIne(ジーン)』の開発販売
エッジコンサルティング株式会社は2014年設立の会社(創業は2008年エッジシステム株式会社として事業開始。その後事業移管)。事業は人工知能やビッグデータに関連する開発や人材紹介、育成などをメインに展開。
場所
- オフィス
〒105-0021 東京都港区東新橋2-12-1 PMO東新橋2F
オフィス、教室はともに東京の新橋にあります。大門から徒歩5分、御成門から5分、新橋から9分というところにあり、通いやすい場所になります。
開催時期
- 開始:毎月の中旬頃
終了:開始時期及びコースに準ずる
締め切り:前日まで(定員の空き状況、入金確認などは注意)
※詳しい日程は「AIジョブカレ」の公式ページをご参照ください。
コース
コースについては、以下の8つが用意されています。
AIの基本的な部分を学ぶことを目的としている場合、主には「機械学習講座」を受講される方が多いかと思います。ただし、どこのスクールでもそうですが、受講者の前提として高校数学程度の知識、Pythonなどのプログラミング基礎知識、SQLの基礎知識などは受講条件として設けているところが多いです。その為、あまり自信の無い方は、「Python+数学講座」「SQL講座」などの受講もおすすめです。
ある程度の知識のある方は最初から「ディープラーニング講座」、データ分析に特化したい方は「統計+R講座」などの受講もいいかと思います。
他講座セット割引などもありますので、同時受講で賢く学ぶことも可能です。
入試の有無
「AIジョブカレ」では、受講するにあたっての入試は行なっておりません。ただし、対象者の要件として、
- エンジニア出身者(現在、過去問わずプログラミング経験者、pythonだと尚良し)
- マーケティング出身者(分析経験者、SQLの知見あれば尚良し)
※上記いずれかの経験年数半年以上が目安。学生でプログラミングを学んだ方や理数系出身者も参加可能。
上記のような文言が掲載されておりますので、高校までの数学知識であったり、プログラミングの基礎的な部分はわかっていることが前提で講座が進むと理解しておきましょう。
受講スタイル
受講スタイルについては、「対面形式」と「動画形式」の2パターンあります。
「対面形式」の場合は、2週間に1度オフィスでの講義を受けることになり、「動画形式」の場合だと講義開催後3日程で動画がアップされるような形になります。受講スタイルに関しては、自身の仕事やライフスタイルに合わせて選ばれると良いかと思います。
ちなみに、講義のある日以外での教室開放は行なっておらず、質問等は基本的にはオンラインのみになります。(講義当日に講師の方に直接質問するのは可能)
自習室やその他日程での講師への直接質問等は行なっておりませんので、ご注意ください。(Slackなどのオンラインでの質問はいつでも可能)
講師陣
ここが一つ大きな特徴になりますが、実務経験豊富な講師陣を揃えているのが「AIジョブカレ」の強み。本業でもAI関連の事業を行なっており、講師となる人物もかなり厳選されております。
開発からデータ分析まで多岐に渡る経験をされておられる方ばかりなので、質もかなり高いと言えるでしょう。
詳しく知りたい方はこちら→「AIジョブカレ」講師紹介
価格
価格についてはこちら。
機械学習講座 | ディープラーニング講座 | Python+数学講座 | SQL講座 | 統計+R講座 | ハードウェア活用講座 (動画のみ) |
分析基盤構築講座 | ケーススタディ実演講座 | |
入学金(税抜) | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
コース料金(税抜) | 100,000円 | 139,800円 | 39,800円 | 20,000円 | 80,000円 | 基礎編:5,000円 応用編:6,000円 |
80,000円 | 148,400円 |
受講期間 | 4ヶ月 | 約5ヶ月 | 約3ヶ月 | 3ヶ月 | 4ヶ月 | – | 約4ヶ月 | 約4ヶ月 |
総額(税抜) | 100,000円 | 139,800円 | 39,800円 | 20,000円 | 80,000円 | 基礎編:5,000円 応用編:6,000円 |
80,000円 | 148,400円 |
返金保証 | 有(※1) | 有(※1) | 有(※1) | 有(※1) | 有(※1) | 有(※1) | 有(※1) | 有(※1) |
各種割引 | 有(※2) | 有(※2) | 有(※2) | 有(※2) | 有(※2) | 有(※2) | 有(※2) | 有(※2) |
※1 初回講座受講後1週間以内もしくは転職成功の場合、受講料全額返金。
※2 友人紹介割引5%、他講座セット割引10%、学生割引30%
各コースによって少しずつ違いはありますが、平均的には4ヶ月程度の期間が多く、価格も10万円前後が多くなっています。実務経験の多い講師陣の講義をこの価格で受けられるというのは非常に嬉しいところ。また、各種割引を利用できればさらにコストを下げての受講が可能です。(割引に関しては併用も可能)
返金保証に関してですが、初回講座受講後1週間以内もしくは転職成功の場合、受講料全額返金となっています。転職を考えておられる方は非常にメリットのある内容ですので、必ずご確認ください。
ヒアリングでわかったこと
上記の他、電話ヒアリングでわかったことについて、書いていきます。
2週間に1回の講義にしている理由?
知識・スキルの定着をするのに、講義の後の課題実施期間、予習復習期間を考えると2週間程度が効率が良いと考え、今のスタイルになったとのこと。(社会人の受講が多いことも一つの理由)
「AIジョブカレ」と「AIジョブカレ Pro」の違い?
学習内容については変わりません。違いは、「AIジョブカレ Pro」の方はより転職を意識した形になっており、100%の転職保証が付けている点。その為、入学前にカウンセリングを行い、転職先の目処を決めてスタートします。
転職の可能性が低い方や半年以内の転職が難しい方は、通常の「AIジョブカレ」の受講がおすすめになります。
その他比較したスクール・学習サイト
比較したスクールや学習サイトについて、以下に記載します。
- AI Academy:電話ヒアリング
- Aidemy:オンライン面談実施
- Data Mix:説明会参加
- DIVE INTO CODE:体験会参加
- キカガク:説明会参加
- TECH::CAMP:体験会参加
- Tech Academy:説明会参加(動画)
- TECH BOOST:面談実施
- Udemy
- PyQ
- Progate
スクールに関しては、説明会や体験会があるところは参加し、オンライン面談のみのところは面談を実施。もともと説明会などを設けていないところは除外するようにして比較を行いました。
学習サイトについては、補足的な立ち位置の印象を持っているので、スクールに通う中で不足する部分を補うような形で利用していこうと考えています。どれも使い勝手が良さそうなので。
まとめ
ここまででお伝えしてきました通り、9つのスクールの説明会や体験会、電話ヒアリングを経て、「AIジョブカレ」の受講を決めました。
AIの分野は専門的で難しい分野になりますが、講師陣の実務経験値やカリキュラムの進行速度、費用感、補足講座の有無など、総合的に見てもしっかりと学べそうなスクールだと個人的には思います。
この記事を読んで気になった方は、「AIジョブカレ」を検討してみてはいかがでしょうか。
AIジョブカレと、DIVE INTO CODEの両方のスクールに通われたということですか?
とうきちろう様
はじめまして。コメント頂きありがとうございます。
そうですね、私はAIジョブカレとDIVE INTO CODEの両方のスクールに通いました。
当初はどちらかに絞ろうと考えていましたが、どちらも一長一短あり、2校とも通うことにしました。
(費用的にはかなり厳しいですが、AIジョブカレがAIスクールの中でも破格だったこともあり、両方にしました)
自身の選定基準や費用感で考えた時、
* AIの基礎内容を網羅している:両方
* 理論や数学的な要素も学べる:両方
* Pythonを使用して手を動かせる:DIVE INTO CODE
* 対面形式:両方
* 講師陣は実務経験者:AIジョブカレ
* 隔週参加(できれば毎日が嬉しい):DIVE INTO CODE
* 費用感:AIジョブカレ
それぞれに魅力/強みの部分がありましたので、個人的には甲乙付け難く両方という結論に至った次第です。
もちろん、個人個人で求めている環境や内容が異なってくるとは思いますので、どちらの方が自身にとってより学習しやすい環境かということのご参考にして頂けますと幸いです。
宜しくお願い致します。
AIジョブカレ紹介してもらえませんか??
どっぺる 様
はじめまして。ブログを御覧頂き、またコメントを頂きましてありがとうございます。
ご紹介につきましては、誠に申し訳ございませんが、個別での対応は承っておらず、ご了承頂けますと幸いです。
今後とも引き続き宜しくお願い致します。