社会人になるとPowerpoint(パワポ)での資料作成はできて当たり前、、、という風潮がありますよね。伝えたい内容は固まっているけどどうやって作っていよいかわからない!そんな皆様にちょっとしたパワポの資料作りで気をつけるべきテクニックをご紹介いたします。
目次
その①何を伝えたい??
当たり前のことですが、伝えたいことの大枠を準備しておきます。下記の順番で箇条書きに用意しておくと良いでしょう。
1.結論(伝えたいこと)
商談で用いるのであれば顧客にもたらす利益/メリット、研修資料などでは研修を受けた後何を得られるかなど
2.問題定義(伝えたいことの起点)
商談で用いるのであれば現状説明、研修資料などでは研修実施の背景など
3.結論が導かれる論理を順序よく、わかりやすく分解(伝えたいことの詳細)
商談で用いるのであれば商品/サービス説明とその効果、研修資料などでは実際の研修したい内容
4.根拠と結論の結びつきの証明を簡潔に(伝えたいことを強調)
商談で用いるのであれば具体的数字を用いた効果、研修資料などであれば研修を受けた後理解をしてなくてはいけないポイントのまとめなど
5.締めくくり
商談であれば契約手続きなどの事務的な説明を簡潔に、研修資料などであれば課題など
その②伝えたい相手はどんな人?
何を伝えたいのかが明確になれば、今度は伝えたい相手(ターゲット層)を想像してみましょう。
いくら伝えようとしても相手がわからなければ意味がありません。相手のバックボーンなども想像しながら、言葉や、用いる表の難易度など照準を合わせることが重要です。
その③構成はシンプルに
1スライドに1コンテンツ
情報が多すぎてしまっては元も子もありません。1スライドに盛り込むコンテンツは1つに絞り情報を限定しましょう。
文字は最小限に抑えて図式化
文章は極力短く、表などに変換できるものは全て図式化し、視界から入ってくる情報をシンプルにしておきましょう。情報はより詳細を入れておいたほうが丁寧なのではと考えがちですが、資料はあくまでも視界から入ってくる情報です。詳細情報は口頭で行い、重要なポイントや、口頭説明が難しいところに関しては図で表現しましょう。
レイアウトの配置は統一・整列させる
先の項でもご紹介させていただいたように資料はあくまでも視界から入ってくる情報です。いかにシンプルにわかりやすく構成するかによって、聞き手側のインプットの質が変わってきます。
フォントは1〜2種類に留める
ビジネスシーンと言うことを弁えて、フォントは1〜2種類に留めることをお勧めします。フォントを多様に加えると、どことなくポップな世界観・デザイン性重視、ならまだしも稚拙な印象を与えかねません。
アニメーションは極力使わない
先の項と同様の理由です。どことなくポップな世界観・デザイン性重視、ならまだしも稚拙な印象を与えかねません。また、アニメーションを使用することによって、時間が掛かり過ぎてしまうこともあります。プレゼンはタイトに節度ある時間で行うことを心がけましょう。
まとめ
パワポ資料は視界から入ってくる情報と言うことを常に意識して作成すると良さそうです。また、最近ではパワポ以外にも資料作成ツールはたくさん出ているので、用途に合わせて、効果的なツールを用いてみるのも良いですね。